見どころスポット

雪彦山


新潟県の弥彦山(やひこやま)、福岡県の英彦山(ひこさん)とともに、日本三大彦山として知られる雪彦山(せっぴこさん:標高915m)。
古くからの修験者の道場として知られてきました。

雪彦山の東山麓は夢前町ですが、西山麓からのアプローチは安富町から出発します。
手つかずの自然が残された雪彦山を歩いて下さい。きれいな森の空気の中、時折鳴く野鳥の声に耳を澄ませれば疲れた心と身体もじんわりと癒やされます。

大カツラの木


姫路市指定天然記念物。
二株が生えており、それぞれの目通りは約10mと太く壮大!
見学無料・年中無休。鹿ケ壺山荘の無料駐車場をご利用下さい。

千寿の水


水汲み場として人気があり、時おり行列ができる時もあります。
24時間、いつでも無料でお使い頂けます。
千寿の水でコーヒーを淹れると豆の風味が豊かになり、雑味が消えてスッキリした味わいに!

カニワ口(ぐち)渓谷


千寿の水のすぐ横にある、夏季は川遊びで人気のスポット。
広い河原に浅い小川があり、親子連れに人気です。
雨量が少ないと川の水がない場合があります。また火気厳禁となっており、河原でのBBQなどは禁止されています。

大落しの岩場


鋭くそそり立つ岩壁は、鹿や猪などの獣も寄せ付けないほどの険しさを持っています。

風穴


厳冬期には温かい地中の空気が白霧となって吹き上がるなど、珍しい現象が見られることがあります。

千畳平


山の中腹に開けた平坦な地で、標高は約600m。
ピクニックに最適な芝生の広場になっています。

千畳の滝


落差は約20mで、上段と下段に分かれたS字の緩やかなカーブを描きながら静かに流れ落ちる様が優美で、変化のある水の流れを楽しむことが出来ます。

三ケ谷の滝


谷沿いの遊歩道を登ると正面に見えてくる、落差約20mの滝です。
横に長く切り立った岩盤に水が白く流れ落ちる様子が美しく、訪れる人に安らぎを与えてくれます。
その昔、水不足の年に雨乞いをしたと言われるお不動さんが、この滝の中ほどに祀られていますので見つけてみてください。
12月〜2月の厳冬期には滝が凍りつく氷爆を見ることができる日もあります。

 

2016年3月に展望デッキが完成。展望デッキで滝の音を聞きながら、ゆっくりできます。

姫ホタル 生息地


毎年6月中旬~7月上旬には、安富町内を流れる林田川沿いに希少な姫ホタルを鑑賞することができます。
周囲には街灯もほとんどなく、暗闇に浮かびあがる無数の光の演舞をゆっくりとお楽しみ頂けます。

ふれあいの館


醤油醸造場として1717年に建築され、1995年に当地に移築されました。
照明設備も完備され、催し・展示会などに利用されています。

グリーンステーション鹿ケ壷


四季を通して自然体験・散策など、来訪者の活動拠点となっており、メイン施設として食堂や売店などが整備されております。
食堂や大広間、BBQ棟などが利用できる鹿ケ壺山荘のほかにコテージやオートキャンプ場、多目的広場があり、周辺にはハイキングコースも整備されています。

安富町でとれた山芋を使用した麦とろ定食が食べられます。
安富名物の柚子を使ったシャーベットや柚子ジュースなどの喫茶メニューも充実!

鹿ケ壷


兵庫県の指定名勝です。長年の歳月をかけ、自然が作り上げた造形美をお楽しみ頂けます。
鹿ケ壺は落差72m、長さ200mに及ぶ巨大な凝灰岩の一枚岩の上に長い年月をかけて水の力でできた穴が十数個あいています。
「鹿ケ壺」の名前は、一番上流にある穴が、鹿が寝ている姿に似ていることから名付けられた凹穴のことです。一番深い穴には「底なし壺」など、それぞれの穴に名前がつけられています。

すぐそばまで石段が整備され、大小の甌穴(おうけつ)群を見ながら辿り着くことができます。

奥播磨かかしの里


安富町の最北に位置する関地区のあちこちに、山間の村の景色によくあう「かかし」たちが置かれていて、訪れる人々に癒やしと和みを与えてくれています。
約130体のかかしが一年を通して置かれており、ふるさとの原風景を見物することができます。
このかかしたちを見るために近畿地方のあちらこちらから多くの方々がこの村に訪れるようになり、地域の活性化にも大変役立っています。

水尾神社の社叢


1338年に建てられ17世紀に建て直された水尾神社。
その周辺の森には、兵庫県の天然記念物に指定されている大スギや、アラカシ・アサダなどの大きな木が自然に生えています。
またヒメボタル・ヒメハルゼミも生息しており、近くの水尾公園にも貴重な水生生物が生息しています。
まさに自然の宝箱!

富栖鉱山と周辺景観


姫路市内で唯一の本格的な金を掘る鉱山で、掘られた総延長は約16km以上。
今現在は掘られておらず坑道は閉められていますが、発生するラドンを利用した日本唯一の免疫ホルミシス坑道があります。
またこのあたり一帯には、モリアオガエル、オオルリなども生息しており、自然豊かな環境が残っています。

安富ダム


1986年に完成した重力式コンクリートダムで、本体の高さ約50m、長さ約145m、総貯水容量295万m³の規模を持ちます。
堤体上部は自由に散策でき、約50mの高さからV字谷がきれいに見渡せます。
周りは山に囲まれ、水面も美しく、季節ごとの景色を楽しみながらダム周辺を散策することができ、春には桜、秋には見事な紅葉を楽しむことができます。

千年家(旧古井家住宅)


室町時代末期に建てられたと推定されています。
入母屋造り、茅葺き屋根の住宅で、神戸の箱木家住宅とともに日本全国1,2を争う古い農家の建物と認めれ国の重要文化財に指定されています。
家の床下には厄除けの亀石があり、火難の際には、水を噴出し家を守ったという伝説が伝わっています。
まるで日本昔話に出てくるような佇まいが魅力的!

安志加茂神社・安志稲荷神社


京都・上賀茂神社の荘園であり、安志庄と呼ばれていた安富周辺の総社として建立されました。
境内には弁天宮、安志稲荷があります。境内奥の十二支の臼を歳の数だけ叩くと願いが叶うと言われています。

10月最終日曜に行われる勇壮な秋祭りの舞台でもあります。

安富町唯一の酒蔵 下村酒造店


安富町唯一の酒蔵。
手造りにこだわり、雪彦山系の湧き水を使って美味しい地酒を造り出しています。
地元にある下村酒造店では全種類試飲できますので、立ち寄ってみて下さい。

やすとみ ゆず工房


「やすとみ ゆず工房」は国道29号線沿いの大きなゆずのオブジェが目印です。
店内には約30種類の手作り、無添加のゆず加工品が所狭しと並んでおり、ゆずの香りに包まれながらゆっくりとお買い物が楽しめます。
ゆず加工品は、安志地区のAコープでも購入することができます。

塩野六角古墳公園


古墳公園の最上部には六角形をした珍しい古墳があります。
一辺の長さ3.8m~4.4mの六角形をした墳丘は、7世紀中期に辺りを支配していた豪族、山部三馬(やまべのみうま)一族の可能性が高いと言われています。