安富町の自然を満喫!
アウトドアの拠点
「グリーンステーション鹿ケ壺」

秋空が高く澄み渡る頃、ホスピタリティ溢れる
安富町のアウトドア施設を訪ねました。

県道430号線を北上していくと表情豊かなかかし達が昔の暮らしを再現している奥播磨かかしの里に行き着きます。奥播磨かかしの里を眺めながら数百メートル進むと右手に可愛らしい木のモニュメントが目印のグリーンステーション鹿ケ壺が現れます。

安富町の北部、関地区にあるグリーンステーション鹿ケ壺(以下GS鹿ケ壺)は広大な敷地内にキャンプ場や宿泊コテージ、BBQサイト有するアウトドア施設です。周辺には名勝鹿ケ壺や三ヶ谷の滝、千畳平などのスポットもありハイキングコースが整備されているのでGS鹿ケ壺を拠点に活動することができます。
今回は支配人の早柏 秀樹さんにお話を伺いました。

GS鹿ケ壺での過ごし方は様々。ハイキングをしてから食事、コテージに宿泊をしてBBQ、川遊びをして気軽にキャンプなど、老若男女問わずに楽しむことができ、四季折々の自然を満喫できることが魅力です。
「アウトドア初心者から上級者、お一人様からご家族連れまで幅広い方々に来て頂いており、リピーターも多いです。皆様が楽しく安全に過ごせるよう出来る限りのサポートをさせて頂いています」と早柏さんがお話してくれました。

 

写真は敷地内にあるふれあい交流センター。
コテージ宿泊やキャンプの受付、食堂や売店などがあります。

こちらは、ふれあい交流センター内の売店。安富町の特産品も購入でき、取材の時期には柚子や新米が並んでいました。
ふれあい交流センターのすぐ横にあるBBQサイト。
屋根付きなので雨天時や猛暑日でも快適です。
4人用のコテージ。
家族や友人とコンパクトに楽しめそうです。

7人用・10人用のコテージはログハウス調で室内は木の良い香り。
「バリアフリーの棟もあり、広く開放的な造りが自慢です」と早柏さん。

広々としたオートキャンプ場。
四方を山に囲まれた環境で、天気が良ければ夜には満点の星空を眺めながらキャンプを楽しめそうです。
一区画ごとに水道と電源が備わっています。
こちらは鹿ケ壺キャンプ場(フリーサイト)。
木々に囲まれ、川のせせらぎを聞きながらキャンプをすることができます。

「密を避けて、自分達だけで楽しめるキャンプは昨今とても人気です。
キャンプ場は平日はおひとりの方、休日には家族連れで冬場でも賑わっています」と早柏さんが教えてくれました。

すぐ側には川も流れており、夏は川遊びを楽しむこともできます。

鹿ケ壺キャンプ場から山の方へ10分程歩くと、名勝「鹿ケ壺」を見ることができます。
鹿ケ壺は落差72m、長さ200mの巨大な凝灰岩の一枚岩の上に水の流れが長い年月をかけて削った甌穴群です。
鹿ケ壺とは1番上の甌穴で、その名は穴の形が鹿の寝姿に似ている事に由来し、甌穴群全体の総称にもなっています✨

 

透き通った水の流れがとても美しいです。

ふれあい交流センターの北側に位置するふれあいの館。
安富町安志の醤油醸造場として江戸時代(享保2年)に建てられたものをこの場所に移築。なまこ壁の趣のある建物は展示会やコンサート会場としても利用できます。
毎年、1月下旬〜4月上旬ごろには奥播磨かかしの里のひなまつりの会場としても使用され、BIGなひな人形かかしを見ることができます。

 

「今後は、地域の休耕田を活用した農業体験イベントを開催できればと思っています。イベントで野菜を収穫→GS鹿ケ壺でキャンプ→自分で収穫した野菜で料理といったような流れで楽しんで頂ければ」と早柏さんが語ってくれました。

\イチオシ食堂メニュー/

ふれあい交流センター内にある食堂では、安富町の食材を沢山使った油控えめでヘルシーなメニューを楽しむことができます。厳選3品をご紹介します。

その1 山かけそば ¥700(税込)

食堂の目玉はなんと言っても山の芋を使用したふわふわの”とろろ”。
喉越しの良い蕎麦との相性は抜群!
ほどよい味付けのつゆでサラサラッと食べられる一品です。

その2 麦とろ定食 ¥800(税込)〜

麦とろ定食には、麦とろに焼鳥とお味噌汁が付いたAセット、半うどん又は半そばが付いたBセット、お味噌汁が付いたCセットがあります。

 

写真はBセット。
いずれのセットでもご飯のおかわりは3杯まで無料と大満足の定食です。

A・B・Cセットそれぞれに付いてくる季節野菜のおかずは素材を活かしたやさしい味わい。

その3 白雪ぜんざい ¥500(税込)

※食後は¥400(税込)

一般的なぜんざいとは白と黒の色が反転した面白いぜんざい。
小豆や餅の柔らかさにこだわった、ここでしか味わえない一品。
使用されている白小豆、もち米、お餅の色付けの紫黒米と全て安富町産のものが使用されています。

添えられた安富町特産品の柚子を使った手作りマーマレードが箸休めに◎

食堂では、その他にもカレーや丼ものなどのメニューも豊富です。
コーヒーや安富町産の柚子を使ったゆずスカッシュなど喫茶メニューも充実しています。